プロゴルファーの湯原信光氏(52)もその一人。もともと視力は両目とも2.0あったというが、90年代後半にヘルニアなど入院生活が続いた頃から、視力に違和感を抱いたという。
「最初は『何か見えづらいな』と思う程度でしたが、ゴルフの試合中にグリーンの芝目のラインが違って見えるようになった。ゴルファーにとっては命取りです。
コンタクトも試しましたけど違和感がありスコアが伸びない。そんな時に、オサートを知った。レーシックと違い手術によって角膜を傷つけることもない。自分に合わなかったからレンズの装用をやめればいいと」
検眼すると、軽い老眼(遠視)と強い乱視が併発していた。自らの角膜に合ったレンズを試行錯誤し、最適なレンズを作ったという。
「治療から5年たった今でも、トーナメントに合わせ前の晩にレンズをつけて寝る。すると裸眼でも1.2~1.5、調子が良ければ2.0に。裸眼でプレーでき、グリーンの芝目もバッチリです」